2025-12

暮らしの深呼吸

行き先のない旅と、年の瀬のポスト─心が少し前へ進んだ日

高額医療費申請の封筒を投函した年末の日。昔の仲間との再会、変わらない味、年賀状の準備。遠くへ行かなくても、心が動けば旅になる──そんな小さな前進を綴ります。
旅先の風景

半世紀ぶりの別府で、湯けむりに立ち止まる|杉乃井ホテル宙館と変わってしまった街

半世紀ぶりに訪れた別府。杉乃井ホテル宙館に宿泊し、変わってしまった街の風景と、今も変わらず心を癒してくれる温泉の力を静かに綴ります。
暮らしの深呼吸

人生が苦しくなった朝、わたしを助けてくれた“ひとつの所作”──がん治療で育った小さな習慣

がん治療中、心を支えてくれたのは“部屋の呼吸”を整える小さな朝の儀式でした。六甲山への挨拶やお手製の神棚など、宗教ではない「心の置き場所」のつくり方を、実体験からやさしく紹介します。
暮らしの深呼吸

「何もしない朝」がわたしを救った──入院生活で気づいた“静かな回復”のはじまり

入院生活の朝に気づいた「何もしない時間」の力。がん治療の中で、ただ空を眺めるだけの静かな朝が心と体の回復をゆっくり進めてくれました。退院後も続けている小さな温泉習慣と、頑張らないことから始まる癒やしについて綴ります。
心を整える旅

【心がすり減る前に】週末だけでできる“日常の外側”リトリート ─ ほんの少し離れるだけで、呼吸が深くなる理由

仕事に追われて心が疲れた時は、遠くへ行かなくても“生活圏の外側”に触れるだけで脳は深く休まります。本記事では、環境変化がストレスを和らげる理由と、忙しい人でも週末だけでできるミニリトリートのつくり方をやさしく紹介します。
心を整える旅

深呼吸を思い出すために…少しだけ生活圏を離れてみませんか?

仕事疲れ・ストレス・気分転換に。ほんの少し生活圏を離れるだけで心が楽になる理由と、今日からできる小さなリセット旅の始め方を紹介します。
わたしの物語

帰る空を持つということ——三机の海がくれたやさしい記憶     

空の色と四季の風景が心を整える理由を、三机の海の原風景とともに綴るエッセイ。旅先で空を見ると癒される、その感覚の秘密。 
わたしの物語

闘病後のわたしをそっと整えてくれた港町・宇和島へ──小さな現存天守と“空角の経始”を歩く癒しの回復旅

闘病後のリフレッシュに選んだ宇和島。漁村の香り、宇和島式鯛めし、標高73mのやさしい宇和島城。そして築城名人・藤堂高虎が仕掛けた「空角の経始」の秘密。心が静かに整う回復の旅。
暮らしの深呼吸

送迎バスに揺られて気づいた、“今日を生きる力”のこと

通院の日は、私にとって“生きるための静かな儀式”。送迎バス、検査の時間、喫茶店のモーニング──不安と向き合いながら暮らしを整える、やわらかな深呼吸のエッセイです。
わたしの物語

歴史に触れた瞬間、呼吸が深くなる——朝の丸岡城をひらいた日

丸岡城で迎えた静かな朝。天守をひらく体験から、石瓦や石垣の歴史、雪国に根づいた建築の知恵まで。歴史に触れたときに生まれる「深い呼吸」と癒しの旅をやさしく紹介します。