心を整える旅 瑠璃杯附受座はいつ正倉院へ来たのか——13年ぶり出陳と出自の謎を読む【第77回正倉院展】
第77回正倉院展で13年ぶりに出陳された『瑠璃杯附受座(るりはい つき うけざ)』。口径8.6cm・高さ11.2cm・重さ262.5g。西アジア起源のガラスがシルクロードを経て奈良へ。受座と補修の経緯、光明皇后奉献目録にガラスがない謎、1193年の史料初出まで、学芸員目線で深掘り。正倉院正倉の特別公開(11月1日〜3日の3日間限定)もあわせて、天平文化の国際性と『守られてきた時間』を綴ります。